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  システム・ダイナミックス・ツール Powersim Studio の販売

 

   トップページの目次                      NOTE :は1ヶ月以内の更新

    ● ”Studio 7” Vista対応版の発売開始 Studio7簡易マニュアル(2006年12月)
   
オリエンテーション・コース 3月開催        ●経営関連の基本構造モデル
      
BPD研究分科会開催案内(2007年2月)            ●BSCの経営演習ゲーム(2006年8月)
        
焦点:ビジネス・モデリングとシミュレーション(2006年8月更新)                     
    はじめて訪問いただいた皆様(1999年8月)       書庫(Archive)に移動して保管している情報

 

 ”Studio 7” Vista 対応版の発売開始
Studio 2005の後継ソフトウェアであるStudio 7を、20061121日にリリースしました。次のような新機能の追加と改善を行っています。 お問い合わせは、左のフレームの見積販売から通信のページに入り、メールをお送りください。
Studio7の特長であるExcelとの入出力方法を説明した簡易マニュアルStudio7は、ここをクリックするとpdfファイルが表示されます。その中で説明に使っているモデルはここをクリックするとzip形式でダウンロードできます。
特徴・・・・・概要のページはここをクリック
@基本機能
来春発売予定のWindows VistaとInternet Explorer 7との互換性を確認しました。
暦の期日から切り離したシミュレーションができるようになりました。
  など
A外部データとの接続
ウィザードによりデータセットを定義して、モデルと接続する ことが簡単に確実に行えます。

モデルと外部環境の接続は実用システムでは頻繁に必要となる不可欠な機能ですが、実際に使ってみて、誰でもが大変分かりやすく、また実用性も高くなったと感じています。
SAP SEM BWとの接続機能から大幅に変更して、SAP NetWeaver BI(Business Intelligence) との接続機能に変更しました。         

Bその他の機能
方程式を文字としてコピーする機能を追加しました。  
チュートリアル(自習演習課題)や参照モデルを更新しました。
  など
価格
2007年1月1日から値上される予定ですが、2006年12月31日までは従来の価格で販売します。特に、Enterprise版は大幅に値上がりします。販売価格に伴い、Studio2005からStudio7へのアップ・グレード価格や、保守契約価格も同じ率で値上がりしますので、購入やアップ・グレードを検討されている方は2006年12月中にご発注いただくとリーズナブルです。
サービス&アップ・グレード契約(SUA)
SUA契約の締結が無い場合には、バグ・フィックスのサービスについてはアクセスできますが、Studio7の機能アップのサービスにはアクセスできません。SUAの締結がある場合には全てのアップ・グレードサービスにアクセスでき、さらにPowersim Software 社との間でメールや電話により技術的な質疑ができます。
評価版 Studio7 Express のダウンロード
現在、Powersim Software 社のHP http://www.powersim.com は試運転中ですが、間もなく本番運転に移行します。
ダウンロードは、左にあるフレームの”Ps Studioのダウンロード”から進みPowersim Software ASのダウンロードのページにお入りください。ダウンロードの申し込み時に登録されたメールアドレス宛てにプロダクト・キイ (5文字x5桁の25文字で今までのライセンス番号とは形式が異なります)が届きますから、インストール時に入力してください。
12月8日(金)11日(月)の第20回オリエンテーション・コースでは、最上位のStudio7Enterprise版(1ヶ月間有効)を配布して演習を行います。
演習後も引き続き、評価版としてお使いください。


 経営関連の基本構造モデルのダウンロード
経営に関係する小型の基本構造モデルをダウンロード用に準備しました。

6種類あります。
@人的資源、A顧客、B管理、C製造、
Dシーケンシャル・ワークフロー、E待ち行列

これらのモデルは原則的に、Barry Richmondによる教科書「An Introduction to Systems Thinking」の第8章を参考に作成したものです。

次のような3つの目的にお使いいただけます。
@シミュレーションを使った仮想経営を実施し、経営学習に使えます。
Aこれらのモデルに、機能追加や変更などのカスタマイズを加えて、あなたが問題を解決するのに必要なビジネス・プロセス・モデルを構築できます。
Bこれらのモデルをサブモデルとして組み合わせて、あなたが問題解決に必要なビジネス・プロセス・モデルを構築できます。
右上の画像をクリックするとwin.zipで圧縮した、上記の6種類のモデルが入った、Main-Chain-Infrastructure.zipのファイルがダウンロードできます。
適当なソフトで解凍してご利用ください。
シミュレーションするためには、左のフレームにある「Ps Studioのダウンロード」からPowersim Software 社のページに入って、評価版のフリーのソフトPs Studio 7 Expressをダウンロードしてお使いください。
また、Ps Studioの使い方については、左のフレームの「Studioマニュアル」からPDF形式の簡易マニュアルをダウンロードしてご参照ください。
不明の点がありましたら、このページの下端にあるPOSY社の松本宛にメールでお問い合わせください。

 21回 オリエンテーション・コース ⇒受付 中(ここをクリック)   

            開催期日 2007年3月16日(金)10時〜18時
                  3月19日(月)10時〜18時

新しい最上位のStudio7Enterprise版(1ヶ月間有効)を配布
して 演習を行います。
オリエンテーション後も引き続き、評価版としてお使いいただけます。

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第19回(11月10日&13日)では、受講者も講師も集中して取り組み好評のうちに終了しました。右の写真は講習風景です。これから、講習会の後の質問がメールで寄せられることになっています。
最近、システム的なアプローチをご自分の仕事や研究に活用してみたいと考えておられる方が多くなってきました。そのためにシステム・ダイナミックス・ツールの学習を独力で始められるのですが、分かってしまえば何でもない小さなトゲのような初期問題が大きな障害となり、長時間解決できず、ついに学習を断念される方も多いようです。このオリエンテーションコースでは、そんな障害を短時間のうちに全て解消できます。
今回参加された皆さんからも、次のようなメッセージをいただいています。
分かりやすく説明していただきました。長時間集中して授業を受けて少し疲れました。
実際にモデルを組みながら講習が進行するので、非常に分かりやすかった。また、宿題もあることで、しっかり復習できるので効果的だと思います。

所属しておられる組織の目標を実現するために、ビジネス・プロセスを最適に設計すると共に、運営においては、「観察」−>「分析」−>「考察・決定」−>「実行」−>「観察」のループを、大きな目標についても小さな目標についても、絶え間なく廻しておられることと思います。「分析」−>「考察・決定」のステップを、ご自分の頭だけで、あるいは部下の叡智をも集めて決められる際、最近では、判断すべき内容が一層複雑になってきたとか、社内でも利害の競合が不明確になり、会社全体の利益への判断が難しくなったと感じておられませんか。
ご自分のビジネスを当事者の立場から少し離れて眺める機会を持つことで、広い視野から先を読むことができます。そのためには、ご自分のビジネスを見える形のモデルとして構築することから始める必要があります。
このオリエンテーション・コースでは、ご自身のビジネスのプロセスを見える形で表現する手法を、PCを動かしながら実践的に学んでいただきます。そして、そのモデルを使ったシミュレーションでビジネス上の仮説に対する検証を繰り返す「仮想経営」により、問題解決やリスク回避の方法を探すことについても学んでいただきます。
「仮想経営」というと難しく聞こえますが、ものづくりの世界では極当たり前のことで 、皆さんの会社の中でも多くの人々がいろんな方面で実行しておられるだろうと思います。 たとえば、 エネルギー・プラントでも自動車・航空機・船舶などの交通手段でも半導体でもあらゆるものは、コンピュータ上で設計して仮想的に動かし、実世界に適用するに十分な条件が整えられてはじめて 建設・建造・製造など物造りして、実現に至ります。

このコースを受講され、皆さんの所属する企業 ・部署あるいはあなたのお客様の現状のビジネス・プロセス・モデル(AsIsモデル)を先ず作ってみませんか。コース終了後、あなたのAsIsモデルを作成される一定期間は、個別にフリーでサポートします。

Windows95のリリースから後、急速に発展した個々人を結びつける情報化社会も、既に10年が過ぎました。 上述の話は1995年以前には夢物語であったり、研究室内のみの成果であったわけで、実業の世界の話ではありませんでした。

しかし、今は違います。 技術的には何も問題がないのです。 できる企業は既に取り組んでいますし、システム的なアプローチのほとんどが欧米からの移入であることからも分かるように、これらに関して欧米ではかなり 普及しています。

戦略的な取り組みを検討されている貴方ご自身か、あるいは貴方のグループのメンバーのどなたかが、モデリング&シミュレーションを学習されませんか。めまぐるしく変化する経済環境の中で、今以上に自信を持って、周りの関係者に「経営方針・判断」を 明快に説明し設定する体制を築くことにつながります。

また、この手法は、経営コンサルタントやシステム・インテグレーターの皆様にとっては、あらゆる意味で不可欠な経営技術手法であると思います。


焦点 : ビジネス・モデリングとシミュレーション

システム・ダイナミックス・ツールである“Ps Studio 2005” は、ノルウェーのベルゲンに本社を置くPowersin Software ASが開発しています。
アメリカとイギリスに同社と同一資本の会社がある外に、世界に13の代理店があります。
いずれも、システム・ダイナミックスの適用について、コンサルティングを提供しています。
POSY社は日本の代理店です。
Powersimグループでは、システム・ダイナミックスに基づく ビジネス・モデリングとシミュレーションについて、次のように考え、各国で適用を図ってきました。
 

ジネスへシミュレーション (仮想経営)を適用するメリットは?
  リスクを受ける恐れなく、さまざまな戦略を評価できる。
  ⇒将来の行動とそれに潜む代償とのトレードオフ効果について分析できる。
  ⇒条件を組み合わせたシナリオに対して、一連のシミュレーションにより評価する。
    一連の評価により、条件の限界を知ることができ、戦略における変曲点が推測できる。
  ⇒経営過程で、シミュレーション結果との比較により、現実の環境に沿って戦略を修正
    すべきことに気付かされる。
    シミュレーション・モデルは、そのような状況の分析と戦略の変更に対して効果的に使える。
  ⇒現実世界は、時間遅れや非線形応答を含む複雑な仕組みを含んでいる。
    シミュレーション・モデルは現実世界を写し取り図式化できる。
    図式化されたモデルにより、人は分析や考察をさらに深く進めることができる。
  ⇒シミュレーションに基づけば、正確な長期の予測が得られる。
  ⇒装備された統計的な手法により、リスクの評価・管理、あるいは行動を最適化できる。
  ⇒シミュレーションにより、戦略的な決定を社内やステークホルダーに容易に伝えられる。

モデリングとシミュレーションは、なぜビジネスで必要か?

  シミュレーションで使うモデルは、因果関係、フィードバック、遅れを表現している。
  末端の操業管理から、会社の上層部の戦略の策定まで、毎日さまざまな決定がなされる。

    その決定をするために、次のようにメンタル・モデルが使われてきた。

   (1)人は問題に直面すると、因果を踏んだ仮説を立てるためにメンタル・モデルを使う。

   (2)モデルの因果関係の連鎖が長くなると錯綜的に絡み合い、その複雑な関係をメンタル・
      モデルの中に保ち続けることができなくなる。

   (3)人は複雑な問題については、メンタルモデルに基づいただけでは決定を導けない。

      近年の経営に関連する複雑な問題に対して、人の知性だけでは十分に対応できない。
  Powersimのモデリングとシミュレーション・ツールは、人のメンタル ・モデルをコンピュータ上
    でシミュレーションしたり分析したりするモデルに写像するために使われる。

    この複雑な因果連鎖を持つモデルは、コンピュータで処理され、結果が人に報告される。


ビジネスでは何をモデリングして、シミュレーションを何に使うのか?
  ビジネスでは、会計・財務モデル、マーケティング・モデル、人事モデル、製造・物流モデルな
  ど、経営や経済に関係する全ての事象や業務がモデルで表現される。
  これらのモデル(サブモデル)を一体化したビジネス・プロセス・モデル を、仮説検証のための
  手段である仮想経営(シミュレーション)に用いる。
  モデルの構築に焦点を当てたプロセスを以下に示す。

      

  仮想経営には、大別して二つの目的がある。
  一つは、直接に実経営の支援に活用する目的であり、他は実経営にかかわる経営者・スタッフ
  のポテンシャルアップを図るためのトレーニング機能としての目的である。
  第1の目的に関しては、仮想経営による仮説検証を、経営戦略、情報戦略、技術・製品開発、
  マーケティング、アカウンティング、ファイナンス、人事、オペレーションなどにおける、分析から
  決定での過程を補助する手段として活用する。
  前述のように、関係要素間の因果連鎖が長く、しかもそれらの時間的な挙動がスタティックでは
  なくダイナミックであるために、人のメンタルモデル(知性)だけでは対応できないからである。
  第2の目的に関しては、仮想経営を経営フライト・シミュレーターとして活用する。

  仮想経営の二つの目的に焦点を当てて、仮想経営と実経営との関係を以下に示す。
       

世界のPowersim ツール

  Powersim ツール(Ps Studio 2005)は、世界の16の会社
  で販売し、それによるモデリング&シミュレーションのコン
  サルティングを提供しています。
  下の一覧表で、会社名をクリックすると、その会社のホー
  ムページが開きます。

  ◎や○を付けた会社は英語のページを持っています。

  ページを開いて、各国のビジネスにおけるシステム・ダイナミックスの活用状況をご覧ください。   

地域 対象国 会社名 英語
ヨーロッパ チェコ Proverbs AS   
イタリア Virtual Learning Systems   
ドイツ・スイス・オーストリア Beratung Learning Organisation  
スカンディナビア Powersim Software AS 
イギリス・アイルランド Powersim Ltd.
スペイン Ite consult 
トルコ Fifth Thinking Strategic
Management Services Ltd.
ロシア Information Business Systems
アジア 日本 POSY Corporation   
シンガポール Hypercube Consulting Pte Ltd
韓国 Stramo Corporation   
オセアニア オーストラリア Future Echoes Business Solutions 
北アメリカ アメリカ Powersim Solutions, Inc 
南アメリカ ブラジル Aennova - Business Dynamics   
ベネズエラ ITP Consultores   
アフリカ 南アフリカ Sustainable Strategies 
”英語”欄の◎ or ○ :URLが英語で書かれている. 特に ◎付の3つのWeb Pageからは、世界の現状が把握できる.   

 

Powersim Solusion Inc (アメリカ)のPowersim Solution


システムダイナミックスの発祥の地だけに、アメリカでの適用例は多く、かつ大型のようです。
ただ、業務に間接的なトレーニングに関しては、ある程度の説明もありますが、戦略に直接かかわる事例については残念ですが、簡単な説明しかないのが現状で す。
戦略に関する適用例として詳しく発表されているのは、左のフレームの仮想経営例の5番目にある”スタット・オイル社の戦略策定の実例”です。
アメリカの適用事例ではなく、Powersim Software AS(本社)によるスカンディナビアにおける事例です。

さて以下に、Powersim Solusion Inc(アメリカ)の事例について、間単に記します。


◇Nestle
 

仮想会社についてサプライチェーン・モデルを作り、年間250人がレーニングに使っている。

◇Microsoft 

従業員の行動が顧客満足にどのように響くかを捕らえるトレーニング・モデルである。
1500台のラップトップにインストールしてあり、4人のチームで45分程度のシミュレーションを2、3回繰り返している。 

◇Ford 
工場操業のモデルを作り、新しい組立方法の効果を調べた結果、その方法が製造工程の安定性に効果的であることが示された。自動車工業における意思決定支援システム。

◇Novellus 

セミコンダクター装置産業における競争体質を理解するためのトレーニング・モデルであり、年間の管理教育に組み込まれている。

◇World Bank 

新ビジネス提案を理解する手助けとなる戦略計画シミュレーションツール。例えば、各種タイプの発電産業のROIなどを理解するのに使われている。

◇Chevron 

ナイジェリアにおける長期計画のような大型投資を含むいくつかのシナリオの見通しの分析と最適化を行うための戦略計画シミュレーション・ツール。

◇FAA 

航空部門の労務管理のりエンジニアへの取り組みを支援する戦略訓練シミュレーション・ツール。社内の対立した問題解決に関して必要な時間とコストを理解するために使われている。

◇Landmark Graphics 

不確定だが利益に大きな影響を及ぼす決定に対してサポートするための貯蔵所シナリオの計画シミュレーション・ツール。


 ビジネス・プロセス・ダイナミックス研究分科会 開催案内
名  称 :BPD2006 1月の研究分科会(7228
開催期日:228日(水)1830分〜2050分  
開催場所:学習院大学 東2号館13階の第3会議室
     http://www.gakushuin.ac.jp/m_map/index2.html
参加は自由ですが、参加いただきます場合には、資料の準備の関係から、事前予約制でお願いします。226日( 月)17時までに下記の情報を幹事までお送りください。
  宛先   :松本憲洋(幹事) matsu@posy.co.jp
  送付情報:名前、所属、e-mail、電話、忘年会への出欠

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情報交換と諸連絡  時間:10
発表テーマは調整中で確定していませんが、サプライチェーン・システムに関する最適化問題と、最適化に適用する遺伝的アルゴリズムについては、一応予定しています。

上記以外に、JSD CONFERENCE 2007 で主題として取り上げます、内部統制とシステムダイナミックスに関して発表テーマを調整中です。
JSD CONFERENCE 2007」を下記の要領で開催します。
  期日:2007519日(土)10時〜1630

  場所:学習院大学
  主題:「内部統制とシステム・ダイナミクス」
  発表募集:121日〜129日 

JSD BPD研究分科会の次回以降の予定
  2007年 228日(水)1830分〜2050
            328日(水)1830分〜2050


 バランスト・スコアカードの経営演習ゲー ムのダウンロード

フレームワークとしてバランスト・スコアカードを理解することと、経営全般の流れを把握するための ゲーム形式のモデルです。

大学や企業における経営演習、あるいは自宅学習など、ご自由にお使いく
ださい。
なお、有償の研修ビジネスでお使いになりたい場合には、POSY社までご連絡ください。
POSY Corp. へメール
 

(1)稼動させるソフト

このモデルは要素数が50個以内に限定されているフリーのソフトであるPs Studio 2005 Expressでは開くことができません。

Powersim社のExpressをダウンロードするページで、Ps Studio 2005 Playerもダウンロードできますので、Playerをダウンロードしてインストールしてお使いください。

商用版をお使いの方は、そのまま使えますので、Playerは必要ありません。

Ps Studio 2005 Playerは、モデルを構築できませんが、条件を与えてシミュレーションすることは可能ないわゆるRun Timeソフトです。

モデルの大きさは問いませんし、Expressのような使用期間の制限もありません。

ただし、このソフトはPsStudio2005の他のソフト、例えばExpressとは同居できず、インストールするとオーバーライトすることになりますので、再びモデルを構築する場合には、それ用のソフトを再インストールする必要があります。

(2)経営演習モデル
この経営演習で取り上げる会社は、ラップトップPCを受注仕様組立方式(CTO:Configure to

 Oeder)で製造販売しています。
あなたはこの会社の経営者です。

モデルの中に組み込まれている、シンプルなバランスト・スコアカード(BSC)をチェックしながら1年間経営してください。

仮想経営の方法とダウンロードについては、右の図をクリックしてそのページに飛んで入手してください。
 

はじめて訪問いただきました皆様に

 

POSY社(有限会社 ポウジ)は、経営・環境・政策問題に効果的なシステム・ダイナミックス・ツールであるPowersim(パワーシム)社のソフトを販売すると共に、このPowersimツールを適用してビジネス・モデリング・コンサルティングをお引き受けしています。
Powersim社のソフトウェア商品の日本におけるディーラーです。

 

Powersimソフトの効果を試すことができます。
左の「Powersimのダウンロード」からPowerim社のサイトに入って、フリーソフトをダウンロードしてください。
それから、それを試すにはモデルが必要ですから、左の「テスト用モデルダウンロード」から日本語で表現されたモデルをダウンロードしてください。

 

ところで、企業経営についてこんな単純な疑問をお持ちになったことはありませんか?

 

物造り業では、実際に物を作る前にコンピュータ上でそのモデルを作って、シミュレーションを実施して設計を固める。
いわば仮想空間でダメだしをしてしまう。
だから、実際の物造りのあとで使用され始めたときに問題はほとんど発生しない。

 

このように物造りではリスクを回避できているのに、肝心な経営ではどうしてあんなに方向が定まらなかったり時間がかかったりと失敗を繰り返すことが多く、ひどい場合には撤退にまで追い込まれることになるのだろう。

事業戦略を実行に移す前に物造りで実施しているのと同じように、コンピュータ上にビジネス・プロセス・モデルを構築して、そのモデルによる仮想経営によって問題点を洗い出し対策を講じるとともに、あらゆる状況を想定したシミュレーション学習により事業関係者がリスクに備えることはできないのだろうか?

 

そのような仮想経営ができれば、仮に既存事業をリストラする場合にも闇雲に資源の削減に走るのではなく、実施前にリストラ後の事業経営を予測して企業が将来において総合力を最大に発揮できるように変革プランを策定できるのではなかろうか?

 

この疑問には、「リスクを回避するための仮想経営は可能です」とお答えできます。

 

具体的には、経営フレームワークとして「バランスト・スコアカード(BSC)」を採用し、それにシステム・ダイナミックスに基づくモデリングとシミュレーションによる「モデル・ベースト経営」を組み合わせます。

れからの時代は、人まね企業では存続さえ困難で、自ら独自の戦略を実現することが不可欠だと感じておられるだろうと思います。
しかし、以前の業界横並びから脱皮した独自戦略路線は成功の見返りが大きい反面、リスクも大きく、リスク回避の方策は不可欠です。

 

私は、戦略をリファインするための経営技術としても、リスク回避に取り組むための経営技術としても、システム・ダイナミックスに基づくモデリングとシミュレーションが有効であると考えています。
さらに一般化して言うなら、知的技術は二つの側面を持っていますが、「方法論」としてはシステム・ダイナミックスに基づくモデリングとシミュレーションを、その「ツール」としてはパワーシム社の
Ps Studioをお奨めします。

欧米諸国ではこのような知的技術が経営の世界で極普通に活用されているのですが、日本では取り組む企業が少ないのが現状です。
このような新しい試みに対して日本企業ではいまだに、「実績を見せて下さい」、「同業他社は採用していますか」とお聞きになる場合が多いようですが、’80年代と違って、今は他社が取り組む前に仕掛けるのがチャンスを掴むための条件です。

Powersim Studio の評価版をダウンロードして、システムダイナミックスを試用するためのモデルもダウンロードして、貴社のビジネスへの適用の可能性をご検討になりませんか。
もし、あなたが優秀なスタッフに囲まれている立場におられるなら、一人のスタッフにシステム・ダイナミックスの経営における活用に関する評価を指示されることをお奨めします。
仮に最終的には活用しないとの結論に達したとしても、そのスタッフは評価に使った時間に相当する何倍もの知的収穫を得ることになるはずです。

 

どうぞ、ご遠慮なくご質問をお送り下さい。喜んでお答えさせていただきます。

松本 憲洋 

 

                        

連絡先情報  松本憲洋  Mobile :080-5047-3849

                  有限会社 ポウジ (通称 :POSY        
           Tel.&Fax    03-3512-5358

                 住所         〒102-0092 
                                     東京都千代田区隼町2-12-104 藤和半蔵門コープ 1F
             <<アクセスのための地図>>
                      POSY社のURL    :    http://www.posy.co.jp 

          Powersim社のURL :  http://www.powersim.com

 

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