左のアイコンをクリックして、BSC経営演習ゲームをダウンロードしてください。


この経営演習で取り上げる会社は、ラップトップPCを受注仕様組立方式(CTO:Configure to Oeder)で製造販売しています。
あなたはこの会社の経営者です。
モデルの中に組み込まれている、シンプルなバランスト・スコアカード(BSC)をチェックしながら1年間経営してください。
仮想経営の方法を説明しましょう。
概要のページから出発して経営を開始すると、経営を終了するまで概要のページに戻ることはできませんから、必要なら”概要”のページを印刷しておいてください。
”概要”の2/2ページの最終行の”経営準備開始”をクリックすると、次のようなモデルのHome Pageが開きます。

上の赤帯にある”結果”、”計画”、”入力”、”モデル”の文字をクリックすると、対応するページが開きます。
次に、準備から経営開始までのプロセスを説明します。

1.Home Pageで会社の構造とビジネスの仕組みの概要を把握します。

2.詳細な内容を把握するために、下の順にページを開いて、内容を解読してください。
  モデル ⇒ 結果 ⇒ 計画 ⇒ 入力

3.会社について理解できましたか?
  この会社は、BSCの財務、顧客、業務、学習と成長の4つの視点に対してそれぞれ、累積利
  益、市場が許容できる出荷遅れ、会社が許容できる出荷遅れ、販売員の生産性という戦略目
  標を設定しています。
  BSCとしては少々役不足ですが、初心者の仮想経営においてはこの程度が分かりやすいと思
  います。
  仮想経営は、1年間行いますが、繰り返すシミュレーションの間隔は1日です。
  結果のページには、目標からの外れ具合が交通信号の赤、黄、緑色で表示されます。
  詳しいデータも表示されますから、必要な経営判断をして、入力のページから経営条件を変更
  してください。
  このような経営判断をするタイミングは、Home Pageで選択できます。
4.仮想経営準備−1
  仮想経営(シミュレーション)をコントロールするために中断する頻度の選択
  Home Page の右上のパネルの(中断せず、毎日、毎週、毎月、四半期)から選択します。
5.仮想経営準備−2
  入力のページを開き、”市場と在庫に関する入力”のページと”財務と販売力に関する入力”の
  ページを開き、経営初期条件を入力します。
6.仮想経営準備−3
  計画のページを開き、顧客、業務、学習と成長の目標値を設定します。
  次に、それぞれの赤色限界、黄色警戒域の値を設定します。
  この仮想経営では、財務目標である累積利益は高いほど望ましいとします。
7.仮想経営−1
  スタートボタンを押すと、選択した中断のタイミングまでシミュレーションが実行されます。
  結果のページを開けてデータを見て、次の実行のための経営判断をします。
8.仮想経営−2
  入力のページを開けて、経営判断に基づいて、経営条件を変更します。
  ただし、初期値は決して変えてはいけません。
  所定の経営期間1年間が経過するまでは”7.仮想経営−1”に戻ります。

  1年間が終了した場合には、1年間を通して経営結果を見直し考察を加えます。
  終了する場合には、リセットボタンを押し、さらに、ツールバーにある”Restore Permanent
   Variables”のアイコンをクリックします。

この仮想経営の中では、BSCそのものについて学習することができません。
BSCについて初めての方は、演習を始める前に、BSCに関する取っ掛かりの知識を持つための簡単な書籍を読まれることを薦めます。
モデルを構築しているPs Studioに関しては、POSY社のホームページの左側フレームにある”Studioマニュアル”から簡単なマニュアルをダウンロードしてご利用ください。

仮想経営のやり方は自由です。たとえば、次のような方法があります。

夜な夜な一人で仮想経営を実行して、一人で累積利益の高得点を目指す。 
3,4人のグループで、経営分析と判断についてディスカッションしながら仮想経営を実行する。
複数のグループ(個人単位でも良い)で仮想経営を実行して、累積利益を競う。