SAP社とPowersim社との連携


かつては、日本では馴染みにくいと言われたこともあったERP (Strategic Enterprise Management) パッケージでしたが、グローバル化の中で確実に定着しました。
ERPパッケージの採用により企業経営に関するデータの一元化が急速に進んだと言われています。

さて、経営の生データベースを直接使って、企業戦略・事業戦略の立案とその実行・評価を支援するシステムが求められるようになり、ERPベンダーであるSAP社もORACLE社もSEM ( Strategic Enterprise Management )と呼ばれるシステムを開発して、2000年夏から市場に投入しました。

SEMは独創的戦略を産み出すための重要なツールとして投入されたのです。

 

さて、ERPプロバイダーのリーディング・カンパニーである SAP 社 は、ビジネス・シミュレーションのトップ・プロバイダーである Powersim Software ASSAP SEM に関して1999年4月14日に業務提携を締結しました。具体的には SAP SEM を構成する5つの要素の一つである「事業計画とシミュレーション」(BPS:Business Planning and Simulation)に、Powersim製品を組み込むことになったのです。

Ps Studio 2005 Enterprise SAP SEM-BPSの連携についてもう少し詳しい情報は、ここをクリックしてご覧ください。


その後、SAP社の商品構成が大幅に更新されたため、2007年現在では、SOAによるアプリケーションの開発を目指したSAP NetWeaver BIとの間で、Ps Studioはデータの接続が可能になっています。

 

SAP NetWeaver BI との接続
SAP NetWaver はいわゆるミドルウェアで、業務システムの統合環境の構築に使われます。
ビジネス・インテリジェンス(BI)は、その上で、情報を統合し、分析して、告知する機能です。
Ps Studio は、BIとデータを直接接続するための”SAP BI Dataset ”を持っていて、Excelとの接続と同様に、BIとの間でリアルタイムでデータの交換ができます。
BIからのリアルタイムのデータを使って、Ps Studioでビジネス・プロセス・モデルのシミュレーションを実施することにより、リスク回避や競争優位となる迅速な意思決定が可能になります。

Ps Studio 7とSAP NetWeaver BIとの間の接続方法については、ここをクリックして、簡単に接続できることをご覧ください。
SAP NetWeaver BI を使っておられる企業で、Ps Studio 7 との接続を試してみたいとお考えでしたらご連絡ください。
Ps Studio 7 Enterpriseをお貸しします。
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