【このページの目次】
Powersim社について 商品体系 機能比較 各商品の概要
その他補足事項(ダウンロードとインストール・マニュアル・見積もりと注文・ユーザーグループ)
POSY社によるSD関連情報の配信
Ps Studio とは?
このページでは、Ps Studioの商品体系、各商品の概略機能、その他の関連情報について説明します。商品情報の説明に入る前に、Ps
Studioを開発していますPowersim Software ASの紹介から始めましょう。なお、現在のソフトウェア製品
のバージョンはPs Studio 10
です。
■
開発者はバイキングの末裔 :Powersim Software AS
Powersim Software ASはノルウェーの会社です。システム・ダイナミクス・ソフトウェア・ツール
であるPs Studioを開発し、販売すると共に、それを使ったコンサルティングも行なっています。世界の主要なユーザーはここをクリックしてPowersim社のWebサイトでご覧ください。
日本では、POSY社が代理店として、Ps
Studioの販売と、
ビジネス・モデリング&シミュレーションのコンサルティングを担当しています。
URL of Powersim Software AS :
http://www.powersim.com
Ps Studioはシステム・ダイナミックスに基づいたソフトウェア・ツールで、動的モデルの構築、シミュレーションの実施、最適化、リスク評価、リスク管理
などを行なうためのツールです。Studioは絵を描くソフトのように、図形を描くことでモデルの構造を決めることができます。
モデルの挙動を決めるための数式は、算数レベルの四則演算と少し専門的な関数で表すことができて、先に描いたモデルの構造図の中に書き込みます。
少し専門的な関数といっても心配することはありません。 関数のほとんどはMicrosoft
Excelで使われているものと同じです。この数式表現を含めてPs Studioは操作性がマイクロソフト社のWindows環境によく似ていますから、Windows
Officeなどを操作する感覚で直感的に操作できます。
さて、社会における企業などの組織のシミュレーションモデルでは、ステークホルダーである主要人物からの情報、財務の数値、予算、予測値(目標値)などのデータを
、モデルに取り込んだり
あるいは取り出したりします。従ってモデリング・ツールには、外部のデータベースや他のアプリケーションとモデルとを結びつける機能が必要になります。
このためにPs Studioには、外部のデータベースと入出力するための機能が備えられています。その結果、例えば、Excel、SAP、Oracle、ある
いはAccessなどの様々なデータベースを介して、予算管理や業績予測
などのアプリケーション・ソフトウェアと、Ps Studioにより作成されたモデルとを統合することができます。
■ Ps Studio
の商品体系
Ps Studioのパンフレットは、ここをクリックしてご覧下さい。
タイトル :”システム・ダイナミックスに基づくモデリング&シミュレーション・ツール”
Ps Studioは使用目的によって
3種類に分類されます。ビジネスなどの商用目的、大学などでの教育目的、ツールの採否を検討するための評価目的です。主要商品を下図に示します。同じ目的枠の中で、モデリングやシミュレーションなどの機能が同一なら、上段
の商品の機能の方が優れています。
外部のデータとの接続機能は商品により2種類に分かれています。SAP、OracleおよびAccessなどのデータベースとExcelとに接続できるのが、Premium版とDemo版です。Expert版、Professonal版、Express版およびAcademic版はExcelにしか接続できません。
Ps
StudioのPremium版で構築したモデルは、SDKを使ってWeb上や他のアプリケーション・ソフトウェアに組み込み一つのシステムとして統合することができます。出来上がったシステムは、2種類の方法で実行することができます。一つは利用者のPC上に、Studio
Simulation Engine Workstationを搭載して、その上で出来上がったシステムを走らせる方法です。この場合に必要なStudio
Simulation Engine Workstationは、SDKのライセンス者がPowersim社のWebサイトから無償でダウンロードして使うことができます。もう一つは、サーバー上にStudio
Simulation Engine Serverを搭載して、利用者はネットワーク上から出来上がったシステムを走らせる方法です。
各プログラムの相互の役割分担の関係を下図に示します。
ビジネス分析や設計あるいは研究などでは、シミュレーションモデルを単独で走らせることが一般的な使い方と言えます。ところが実際のビジネスでは、シミュレーション・モデルの部分をそれ以外のビジネス・プロセスを表現したアプリケーション・ソフトウェア部分に組み込む必要が出てきます。また、コンシューマー・ビジネスや市民に対する行政サービス
においては、モデル単独でシミュレーションを実行する場合であっても、インターネットやイントラネット上のサーバーにモデルを配置して、Webブラウザーから不特定多数の利用者がシミュレーションを実施する場合も出てきます。
そのような”業務向け応用ソフトウェアにシミュレーションモデルを組み込む方法”については、下の図をクリックして、
そのページの情報を参照してください。
”業務向け応用ソフトウェアにシミュレーション
モデルを組み込む方法”
■ Ps Studioの機能比較
Ps Studio
は、Windowsが搭載されたプラットホーム上で、システム・ダイナミックス・モデルを構築し
(Modeling)、実行(Simulation)するための統合環境です。
モデリングとシミュレーションに使うツールは、使用目的に合わせて3ランクに分かれています。最上位版が、Premium版とDemo版、中位版が、Expert版とAcademic版、下位版が、Professional版とExpress版です。
機能を比較した一覧表を以下に示します。表の中で、Prof.は上述の下位版を、Exp.は中位版を、Prem.は最上位版を指しています。
Ps Studioには、Premium版を使って完成したモデル実行するだけの、いわゆるRun-Timeソフトとして、Ps Studio
ExecutiveとPs Studio
Cockpitとがあります。後者のCockpit版についてPremium版のライセンス者は、Powersim社のWebサイトから無償でダウンロードして利用できます。
両者の機能の比較の一覧表を以下に示します。
■
Ps Studio
の各商品の概要
準備中
■ Ps Studio
に関するその他の補足事項
▼ Studio
のダウンロードとインストール
はじめて商用版をダウンロードされる方、あるいは最新のバージョンをダウンロードして更新される方は、ここをクリックして説明をご覧下さい。
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Studio のマニュアル
Studioでは、Help機能がオンライン・マニュアルになっています。
詳細な機能の説明は、Helpを参照してください。
また、Studioの評価などを行なうために直にStudioを使ってみたい場合には、POSY社が準備している”はじめいてのPowersim
Studio”または”Ps Studio
簡易マニュアル”が役立ちます。左のフレームの”Studioの使い方”をクリックするかまたは、ここをクリックして”Studioの使い方”のページでご参照ください。
▼
Studio の見積と注文
Studioの購入を検討されていて現時点の見積金額を知りたいとか、あるいは不明点を問い合わせたい場合には、
左のフレームにある”見積依頼”かまたはここをクリックしていただき、”お問い合わせ/見積依頼”のページから問い合わせ
てください。
見積依頼をお送りいただきましたら、
POSY社から見積書と注文書式とをお送りします。
注文書に必要事項を記載して、メール添付ファイル、Fax あるいは郵便で返送していただけましたら、約10日後に商品をお届けします。
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Powersimのユーザーグループ
Powersimツールに関する文法的な問題やモデリングに関する諸々の問題を解決するために、ユーザー・コミュニケーションを狙ったメーリングリスト(ML)が作られています。
登録メンバーは2014年現在で900人弱です。次のURLから入会手続きができます。
http://groups.yahoo.com/group/powersimtools/
グループのメール・アドレスは次のとおりです。
関連サイト :www.powersim.com
投稿先 :powersimtools@yahoogroups.com
参加申込み先 :powersimtools-subscribe@yahoogroups.com
参加取消申込み先 :powersimtools-unsubscribe@yahoogroups.com
MLのオーナー :powersimtools-owner@yahoogroups.com
このMLは、アメリカで運営されているyahoogroups.comに置かれています。メンバーシップはオープンですから、どなたでも参加できます。参加や退会は、上記の”参加申込み先”のメール・アドレスに空のメールを送ることで実施できます。
投稿されているメールの内容は、初歩的な質問から、Powersim社に対する高度な将来の開発要望まで様々ですが、質問すると誰かが回答を送ってくれます。また、Powersim社から新バージョンのリリースに関する情報など
も投稿されています。
気楽に登録できるMLです。皆様も仲間に入りませんか。
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POSY社によるSD関連情報の配信
POSY社では、
システム・ダイナミックス(SD)関連の情報を、不定期にお送り
しています。左のフレームの”SD関連情報のメール配信申込”をクリックして、そのページからお申込み下さい。次回の配信時からSD関連情報をお送りします。
また、SDやPs Studioに関する質問にもお答えしています。
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