こんな悩みを抱えておられませんか?

バランスト・スコアカードを導入した。
その結果、
最終的な財務の目標は達成したのだが、その前提のはずの顧客、業務プロセス、成長と学習のKPIは達成できていない。
あるいは逆に、顧客、業務プロセス、成長と学習のKPIの目標値は達成したのだが、 肝心の最終的な財務の目標値が達成できていない。
こんな悩みを抱えておられませんか?


これは業務全体を因果関係で結び付けたシステムとして捉えて、戦略の実現の過程をシステムとしての整合性を保って予測し、それを使って各視点のKPIの目標値を設定していないために起きている問題です。
 

端的に言うと、各視点のKPIの目標値を、てんでばらばらに設定しているから発生している問題です。

 SOA(Service Oriented Architecture)という3文字略語が魅力的に聞こえます。
広い意味のSOAと狭い意味のSOAと区別して考えると、概念が分かり易いようです。狭い意味は、情報システムを構築するためのある種の設計手法であるのに対して、広い意味では、業務全体をサービスの単位で表現して、業務全体の最適化設計を指しているようです。
 

もちろん、業務全体の最適化設計のステップから、情報システムの実装のステップまで、一気通貫で実現できる手法が望ましいのですが、実装では伝票の一枚一枚におよぶ詳細なオペレーションが必要になるのに対して、業務全体の最適化設計では、そんな細かしいことは抽象化して、経営の視点で業務の構造とプロセスをながめる必要があります。
 

経営の視点で業務の構造とプロセスを、経営者やスタッフがながめるには、どんな方法があるのだろうかを思案されていませんか?

 

そのような悩みは解決できます。

オリエンテーション・コースでは、そんな問題を解決するための「モデルベースト経営」の手法を習得します。

まず、ビジネスのプロセスを見える形で表現する手法を、PCを動かしながら実践的に学びます。そして、そのモデルを使ったシミュレーションでビジネス上の仮説に対する検証を繰り返す「仮想経営」により、問題解決やリスク回避の方法を探すことも学びます。

「仮想経営」というと難しく聞こえますが、ものづくりの世界ではごく当たり前のことで、皆さんの会社の中でも多くの人々がいろんな方面で実行しておられるだろうと思います。たとえば、 エネルギープラント、自動車・航空機・船舶などの交通手段、あるいは半導体などあらゆるものは、コンピュータ上で設計して仮想的に動かし、実世界に適用するに十分な条件が整えられていることを確認してはじめて実現に至ります。